Vespa S125 シーズン1終了

今日もイタリア娘Vespaちゃんにお付き合いください。

Docroでございます。

数年放置の新品GELバッテリーは,かわいそうなことに車体に積まれることなく衰弱し,廃棄の運命となりました。

トリクル充電でも復活することなく(セル1回チャンスくらいはあったかと思いますが…。)さようならです。

で,届いたバッテリー,ちょっと背が高く容量が大きかったのですね。

12.67Vです。

車体に積んで

この状態から,エンジンを掛けて,アクセルを開けていくと

MAXがこの値で安定しました。

静的な状態から+1.3Vだから,きっとレギュレーターは大丈夫。買わないでおいてよかった。

でも,いつか壊れるかもだからストックしておいてもいいよね。

さて。

暖気が終われば,アイドリングも安定して手を放していられるようになったので,その状態の電圧もチェック。その後調整して

この値をキープする位置に決定。

+0.6ってところか。

まぁ,バイクの場合,アイドリング状態で長時間放置するってことがほぼないので,しばらくこのままで様子見。

バッテリー回りは,これで完結とします。

今日はこっちが時間がかかった。

この車体,僕で多分3オーナー目なんだけど,メーター読みで4000も走っていない。

オーナーからは,3万キロ後半くらいって聞いていたけど,100m単位の数字も入れて読んでいたwww

その差は大きい。

いや,そこじゃなくて,下のデジタル表示。何も表示されません。時間(月日も表示可能)表示なんだけど,電池切れですなぁ。

星型のトルクスを3本抜けば交換できるよね!?

長さも同じで良かった。覚えておく必要が無くてありがたい。

この3本を外すと

メッキパーツが外れて

まだか!?と思ったら,この状態から引っこ抜けばよかったのでした。

はい,こんな感じ。

ケーブルがつながっているカプラを2個外せば自由になります。

この奥に,ヘッドライトのバルブが見えました。ボルト3本で交換できるなら,楽ちんな方か。

でも,肝心のボタン電池にアクセスできないので

さらに黒いネジを3本外してみた。

メーターがあらわになってしまった。

これは違う,壊したら大変!ってことで,さっさと元に戻しました。

結局分からず,ネットで調べたら

この透明の蓋の奥が電池らしい。もろいらしいので慎重に作業をして

蓋をとったら奥にまた蓋www

回転式みたいなのでマイナスドライバーで外す。

しかも中に何か金属板まで入っていた。バネの代わりかな。

386Xだったんだけど,自分の手持ちのSR43は既に液漏れしていて使いたくなかった。

百均まで車を走らせるの面倒だな~って思っていたら。

ウチから見える看板が目に入った。

若干違うらしいけど,LR43しかなかったから,これにしてみた。

交換して…

あれ?

直らない。

古い電池の裏に,こんな金属板がくっついて出てきたんだけど,これか!?

と思ったけど,そんなことは誰のブログにも書いていなかったので,

とりあえず,接点が液漏れからかデコボコしていたのでドライバでこじってみた。

無事に装着完了。

2つのボタンを同時に長押しで時刻合わせできるようになります。この辺はKTMも同じだね。

よしよし。

で,ちょっと広場を走らせてみたら

「!」

速度メーターが動いていないwww

そうか!あれだ。

作りとしてはカチッとはまるはずなんだけど,まず長さがギリギリでこれ以上伸びてこない。

外した時に,これを外さずにメーターが取れたことを考えると,とりあえず挿せば何とかなるかなと判断。

タイヤ側からケーブルを押して2センチくらい引っ張り出し,何とか装着に至りました。

こんなくらいで,もういいな。

シーズン1終了とします。

シーズン2に控えている物品はこちら!

キャブのリペア品。CVキャブってだけで,パッキン類の形も違うからどのパーツが使えるか分からないけど,アクセルのオン・オフと連動して動くスイッチからガソリンが微妙に漏れてくるので,それを直したい。このちっちゃいOリングとジャバラゴムが欲しかっただけ。


それと

なんか小さい気がするオイルフィルター(間違っているかもしれないのに2個も買ってしまった)と,使えるか分からないフィルターレンチ。

挟むことはできるが,これが入るクリアランスがあるのかが微妙…。

ってことで,シーズン2はキャブレターのリペアと,オイル交換(フィルターを含む),電圧管理設置です。

↑ただ今輸送中。

キャブ回りはちょっと苦労しそうな予感。

今より調子が悪くしてしまいそうで怖い…。

当初の予定では,土曜日はコイツで走り回る予定だったんだけど,ちょっと「足踏み」です。

明日はチームのツーリング。

来週の日曜は夜まで仕事なので,土曜日のワンチャンスに掛けます!

140キロまで刻まれているメーター。125ccで,どこまで出せるのか!?

(トリッカーでも140キロは出せたことがない…)

明るい兆し

寝ても覚めてもVespa。

Docroでございます。

何となく,Vespaの部品探しのコツが分かってきました。

s125

では,情報が出てきません。

ZAPM44302

という型番の上の番号が検索キーワードとしてよいらしい。

また,

輸入元の日本語マニュアルには,キャブは

KEIHIN CVK26

と記載されているんだけど,その後,手が加えられたのかもしれませんが

入っているキャブは

CVK 2700A

だった。

で,このBが商品としてあるのを見ると,改良版なのかな。

キャブに詳しい方,その辺の情報をお持ちでしたら教えて下さいませ。

で,

何が「明るい兆し」なのかというと,電気系統まわり。

昨日,一晩充電したバッテリー(990SDのためにストックで買っておいたバッテリー。3年くらい接続しないまま…。)で,セルが回ってエンジンが掛かり,走れたんだけど,そのあとすぐバッテリー切れでアウト。

で,電圧測定したら,エンジンを吹かしても12Vまで上がらず…。

「こりゃ,レギュレーターかな。」と判断して,eBayで物色していたのです。

でも実は諦めきれなくて,もう一晩,トリクル充電器で再充電。

で,帰宅後に再始動したら調子よく掛かり(でも,相変わらずアクセル全開でセルボタンを押しています),ほっと一安心。

で,注目の電圧測定。

結果,何もしていない状態でのバッテリー極間の電圧は13.2Vくらい。

まだちょっと低いですよね。

で,エンジンを掛けた状態では13.8Vまで電圧が上がってきた。

これはすばらしい。

通常の電圧よりも,わずかですが高い電圧が表示されているということは,一応充電の向きにあるということではないでしょうか。

以前,トリッカーで同じ実験をしたのはコチラ↓

これを見ると,何もしていない状態で13.2Vは普通なのかな。

でも,やはり,エンジンが回っているときなら14Vより上になってほしいところ。

まぁ,今日はアクセルから手を放してもアイドリング状態を保ってくれたから,それだけでも満足しないとね。

この他にも,もっと嬉しい明るい兆しがあったのですが,それは心に秘めておいて。

ってことで,キャブレターを注文するのは先送りにして,新品バッテリーが届いてから再度チェックと,あと,電圧計を発注してみた。

これで,常時,見張りながら走って行きたいと思います。

これでもう,週末までできる作業は無いかな~。

毎晩トリクル充電と,翌日の電圧チェックを続けて行きます。