そもそもですね。
なぜシーズン1だったのか!?ということですよ。
Docroでございます。
「一通り終わって,走る分にはやることがないね。」
そう判断したからシーズン1終了にして
気になっている「やり残し」で仕上げていくのがシーズン2のはずだったのです。
が,
想像のはるか右上を飛んでいくVespaちゃんなのです。
いつの間にか,シーズン2に入っていたということでご理解ください。

センターの青みのあるホースがガソリンタンクからフィルター,ポンプを経て伸びている燃料ホースで,その先はキャブレターにつながっています。

で,この絶対手が入らないような場所にあるのが燃料ポンプ。
はい。
昨日の「給油後にエンジンが掛からなくなったトラブル」の原因をこのルートにあるとにらんだ訳です。
で,そうこうしているうちにひらめいた。

こうして,キーをONに入れて,このホースからガソリンが出てくれば問題なしってことでいいよね。
はい。
ちゃんと出ました。

これはタンク下のコックですが,やっぱり問題はなさそう。
ってことで,次はやはり素人整備で途中だったキャブレターにターゲットを移すことにします。

だいぶ時間を掛けずに外せるようになった。
ダイヤフラム側は,特に問題ないと見た。多少伸びている感はあるけど,これが原因とは考えにくい。。

フロート室側は,やることが満載なんだけど,前回は登場しなかったパーツがどこからか登場していた。
君はどこから出てきたのかな?
ニードル周りみたいでした。上下対称じゃないから困ったけど,反対には入らない構造だったから助かった。

やりたいこと3つは,
上の半丸から,この装置からのガソリン漏れ対策(Oリングとジャバラカバーの装着)
と,その下2つの丸の,多分あるであろう穴の開通。

まずは1つめ。意外なことに,Oリングの装着は無かった。
確かに,それがあったら抵抗が大きくて,スイッチ的な働きはできないか。
少し磨いて,なめらかに動くようにベルハンマーを塗って

クリップじゃ収められなかったのでワイヤリングでごまかした。

で,矢印が1つめのパーツが収まる穴で,その隣の穴開通を目指した。
真鍮を舐めかけたけど,何とか無事に摘出に成功。
すると

なんと,中にはすぐにでも無くしてしまいそうな超小さいバネが仕込まれていた。
なんだか嫌な予感がしてきた。これは外すべきじゃなかったのかもしれない。
でも,針金でつついても開通しなかったんだよね。

ふと気が付くと,また,いつの間にか,今度は銀色の球が落ちていた…。
こ,これは皆目見当がつかない。
が,後々,色々考えた結果,上のパーツのバネの先にあったと考えることにしたwww
この球がバネの力で抑えられ,普段は開通しないけど,何かの圧がかかるとバネを押し上げて開通する仕組みなんだと思うことにした。

で,各穴が見事に連携して動作していることが分かり,
「これ一体どうやって作っているんだ!?」
と,本気で悩みながら作業は進むのです。

で,上側にも開通していないままの穴がありました。
今日は針金で無事に開通して
それは何と意外なところと通じていました。

この,何か電子的な部品とつながっていた。この穴から出た何かが,電子的に判断されて,どこかに行くのかスイッチ代わりになるのかは不明。
とりあえず,機能は元に戻ったということで。
さて。
最後にシーズン2で交換しようと思っていたパイロットジェットを…

あっ!?てなった。

キャブの世界が分からん。CV系キャブならみんな同じだと思っていた自分。
Sの意味が分かった(多分)。425じゃなくて42Sだったのね(多分)。

最後,念入りに掃除をして丁寧にボルトを締め,ゴムカバーをはめるのを忘れたけど車体に積んでからでも付けられたから良かった。
よし!
ってことで,意気揚々とエンジンを掛ける。
自信があったwww
でも,エンジンが掛かることは無かった。
「え~,じゃぁ,点火系ってこと~!?」
と,誰にでもなく文句を垂れてしまった。
足元のカバーを外して中を見る。
「注文したプラグコードが届いたら,ここから交換しよう。」
って感じで見ただけだったんだけど

あら?
なんか変だ。

キャップの部分から抜けていましたwww
これか~!
一体,どのタイミングで抜けたんだよ~。
嬉しいやらがっかりしたのやら。
プラグコード,注文して良かった。
とりあえず,ネジネジして接続してみた。
そして,無事にエンジンが掛かったのであります!
意気揚々と,
キャブを徹底的に掃除した効果を実感したくて
走り出したVespaちゃん!

その15分後,再びキャブが取り外される結果となってしまったのですwww
つづく!
Vespaちゃん,なんてブログ映えするバイクなの!?
